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    韓国ドラマ:私の解放日誌のレビュー・感想

    韓国ドラマ:私の解放日誌のレビュー・感想

    あらすじ

    この映画は、保守的な家庭に育った主人公・セラが、自分の性的アイデンティティを発見していくストーリーです。

    セラは幼少期から男児のように振る舞い、女性らしさを強要されることに違和感を覚えていました。 大学生になったセラは、同性を意識する自分に気づきます。しかし周囲の偏見を恐れ、自分の性的傾向を抑圧していました。

    そんなセラに転機が訪れます。セラは偶然知り合ったトランスジェンダーの友人たちと出会い、自分のアイデンティティを肯定的に受け入れられる場を得ます。セラは徐々に自分の性自認と闘う家族や社会の偏見に立ち向かっていきます。

    セラのカミングアウト、そして自分らしく生きるための解放への道のりを、ユーモアを交えながら描いた啓発的な内容の映画です。

    キャスト:イ・ミンギ
    キャスト:キム・ジウォン
    キャスト:ソン・ソック
    キャスト:イエル
    キャスト:イ・ギウ

    目次

    韓国ドラマ:私の解放日誌のレビュー・感想

    凍りついた心がゆっくりと溶けてゆく

    閉塞的な田舎で生まれ育った三兄弟が、それぞれの自由を探し求めるヒューマンドラマです。すべての登場人物の心の動きが丁寧に描かれていて、些細な日常の一つ一つの言葉が胸に刺さります。

    気質が激しい姉と兄とは違い、諦めに似た冷めた表情や言葉を見せる妹からは目が離せません。その妹がどこか自分と似た男性とわすがな言葉を交わすようになり、お互いがゆっくりと静かに自分を解放していきます。

    1度離れ離れになった2人が再会した時の子どもみたいな弾ける笑顔が忘れられません。ドラマを見終わってずいぶん経ちますが、登場人物の言葉の一つ一つが宝物です。

    桐山進也

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