あらすじ
17世紀の朝鮮王朝時代、三人の若者、カン・ドジュン（チョン・ノミン）、イ・ミョンファン（ソン・チャンミン）、チャン・インジュ（ユソン）は身分を超えた友情で結ばれ、共に医学の道を志していました。しかし、朝廷内の陰謀による昭顕世子暗殺事件に巻き込まれ、その友情は崩れてしまいます。イ・ミョンファンの裏切りにより、カン・ドジュンは世子暗殺の罪をかぶせられ処刑されます。
その後、カン・ドジュンの息子として生まれたクァンヒョン（チョ・スンウ/少年時代：アン・ドギュン）は処刑されそうになりますが、奴婢のペク・ソック（パク・ヒョッコン）が自分の娘チニョン（イ・ヨウォン/少女時代：ノ・ジョンイ）とすり替えることで一命を取り留めます。
クァンヒョンは奴婢として牧場で育てられ、やがて腕利きの馬医へと成長します。彼は医術の道を進みながら、父の無念を晴らし、過去の陰謀を暴くために立ち上がります。ドラマ『馬医』は、友情、裏切り、復讐、そして医学の道を描いた感動の物語です。
監督：イ・ビョンフン
キャスト：チョ・スンウ
キャスト：イ・ヨウォン
キャスト：イ・サンウ
キャスト：ソン・チャンミン
キャスト：ユソン
目次
韓国ドラマ:馬医のレビュー・感想
身分の違いが恋も仕事も人生も決める
超大作で有名なイ・ビョンフン監督の『馬医』がとても面白かったです。
宮中を舞台に、医者として奴婢から王位へと主人公が成り上がっていく様が、スリリングな展開と共に見ごたえがあります。
５０話と長く感じますが、実際はあっというまに見終えてしまいました。
主人公とヒロインが出生直後に入れ替わるという、あり得ない展開から始まり、運命的な出会いから恋愛に発展していくところも見どころです。
2人の恋愛も、医者という仕事も、人生の全てが自分の身分で大きく変動するというところが、もどかしく思えました。